ケージ
白黒チビを合流させるためにデカケージのパワーバランスを調整する。以下を実施。
- 床材を全て交換
- 足場 (セリアのワイヤートレー) の敷物を全て交換
- 隠れ家の段ボールハウスを撤去してプラスチック製の新しいものに交換
- 隠れ家のプラスチックごみ箱を撤去して同型の新しいものに交換
- 掘り箱を中身ごと浅型のものに交換 (サンカ NIB-MWH H120×W389×D266mm)
- 先日設置したおもちゃ箱を撤去
- ハンモックを全て撤去して新しいものに交換
- 白黒チビのケージから貯蔵庫の段ボール箱を移植
- 白黒チビのケージから隠れ家の段ボールハウスを移植
これで隠れ家が計4つ、ハンモックが2つ。ネズミの頭数より寝床にできるところは多いので、そういう争いは起きにくいはず。
中立地帯で会わせるのがいいらしいから、本当は全部匂いが無い状態にするべきかもなんだけど、3対1で白黒チビが圧倒的に不利なので、白黒チビの匂いがついたものをわざと置いてみることにした。というか、白黒チビが追い回された時に隠れられる場所が必要な気がしたので。
あと、気を紛らわすためにティッシュを1箱投入。
出来事
白黒チビをデカケージに入れた直後、速攻で全員から詰められていた。哀れ白黒チビは逃げ回っていて、助けを求めるようにケージの外にいる飼い主を見てくる。特に成体は白黒チビを執拗に追いかけ回していて、白黒チビはうんち漏らしながらケージの中を上へ下へと逃げ回っていた。かわいそうに。前々からChatGPTにネズミの隠れ家のアイデアを喋ってると、どの角度の話をしても「入り口は2つ以上にして逃げ道を確保」と言われるのでふーんと思って守っていたが、その重要さが身に染みた。ネズミが走ってる時って、隠れ家をトンネルみたいにすごい勢いで通り抜ける。
でも、いくら二か月前には面識があったとはいえ白黒チビだけオスだし、これは予想通りなところもある。序列がはっきりすれば落ち着くはずだろうという仮定があった。なので一旦、一番攻撃的な成体をケージから出した。置いておける場所はもともと白黒チビが入ってたDIYケージしかないので、当面は白黒チビの匂いを嗅いでてもらう。
しばらく見ていると、ケージ最上部に置いた白黒チビの段ボールハウスに、黒チビとハゲチビが出入りしていた。他ネズの匂いがするだろうに、なんか平気らしい。そして白黒チビは、探索する余裕もなく、ケージの床に置いた白黒チビの貯蔵庫の段ボール箱にずっと籠もっていた。黒チビは最上段でずっと毛づくろいをしていて、白黒チビに近づく様子はなかった。ハゲチビは白黒チビが隠れている箱の周りをうろうろしていて、時々ちょっかいをかけてガタガタやっていたが、もうしばらくすると静かになった。見ると、ハゲチビが白黒チビのいる段ボール箱の中に入って、特にもめるでもなくじっとしていた。白黒チビは、固まってると言えば固まってる。事前に二度会わせていたのが功を奏したのかもしれない。
静かになったので、隔離していた成体をケージに戻す。するとやはりまた白黒チビを追いかけ回し始めた。白黒チビは悲鳴を上げながら逃げ回り、だんだん、成体が前に来るだけでキーキーと弱弱しい声を出すようになった。
ただ見ていて気になったのが、白黒チビはケンカが弱いわけではないようで、追いかけ回されはするし取っ組み合いもするが、お腹を見せて降参することはなかった。段ボールハウスの中で激しく揉み合ってギーギー言ってるのだが、それを見ているハゲチビが、「うまいこと負けてやればいいものを」とでも思ってるように見えた。成体が追いかけ回してるからといって、他の二匹がそれに加わるといった様子もなく、普段エサやりしていて感じる「一番偉いのは成体なんだろうけど他の二匹はちょっとあしらってるように見える」という印象通りの関係性が垣間見えた。
ネズミというのは10分もすれば全てに飽きると思っていたけど、成体の攻撃とマウントはえんえんと続いた。白黒チビが隠れている段ボール箱にぴったり張り付いて、入り口から中をガン見している成体を見て、ネズミって露骨にこういうことするんだなと感心。このままだと白黒チビが眠れなさそうなので、やはり再び成体を再び隔離した。一晩はこのまま様子を見ることにする。
おやつ
白黒チビの合流祝いで、カットトマト缶にベーコンと水煮大豆と塩なしスパゲッティを混ぜてレンチンしたものを用意した。ねずミネストローネ? でも、4匹がデカケージにいるところに与えようとしたら大変だった。白黒チビは怖がってて出てこないし、全員に平等に与えるのが妙に難しいもの作っちゃったし。
結局、お皿に入れたものを各自の前に順番に出して、自分で好きな具材を持って行かせることにした。他の個体がもぐもぐやってる隙に、隠れ家の中の白黒チビには手渡しで。隠れ家から顔を出すのも大変なので、こうでもしないと食べられない。全員に行きわたるように与えて、残ったトマト汁は自由に舐めさせつつ、指ですくって白黒チビにも口元に持って行って舐めさせた。ネズミって極度に怯えてるとおやつも食べないけど、白黒チビはちゃんと食べてくれたのでよかった。
しかし流血沙汰が起きてもおかしくない時期にトマトを与えたのは失敗だった。トマト汁が段ボール箱に飛び散って細かな赤いシミがつき、何か起きたのかそうでもないのか分からなくなってしまった。
給餌
ミニ引き出しでペレット50g与えたけど、そのあと成体を隔離したので、いくつか拾って移動した。白黒チビには手渡ししないと食べられなさそうだったので、全員に手渡しで与えた。
うんちカウント
今日の白黒チビのうんちの数は38個。もう数えることはないだろう。