ねぢゅログ

ドブネズミ (ファンシーラット) 飼育ブログ

こうこく
  • 昨日、チビが起きるのを待ってたらこっちが寝落ちしてたし、ケージ掃除するつもりでいたから夜のエサもやれてなかったので、朝にペレットをあげる羽目になった。トイレと床の掃除してて気づいたが、成体がケージ左奥をトイレと認識してるらしかったので、トイレをそちらに移動させてみた。でもチビたちが元の左手前でトイレしてたわけなので、どうなるか気になる。

    でも、それから仕事に行くので家を出ようとしたら段ボールサークルがゴソゴソした気がしたので見たら、ハゲチビがサークルの外に脱走してて死ぬかと思った。前から黒チビが使ってた脱走経路はケージの奥側で、そちらは部屋の壁なのでサークルとケージの距離が近く、抜けてから降りる時の勢いによってはサークルの外に出られると思う。慌てて追いかけたらケージの方へ逃げていって、黒チビと同じようになんとか回収成功。

    さすがにまずいと思って、いつも脱走の時に抜けられてるケージ奥側の上部に、内側からダクトテープで段ボール片を貼って塞いだ。ケージ上部や前面に同じサイズの隙間がいくらでもあるけど、抜けられるのはいつもそこなので、これで持ってくれたらいいのだが。

    夜、ヨドバシでイージーホーム用樹脂スロープを受け取ったので、成体をごく狭いサークルに放してみた。バナナチップスをあげたらスロープで帰ってケージの中に置いて、また外に出てくる。外にいるうちに、ケージの中のバナナチップスをチビたちに持っていかれてた。そのまま少し様子を見てたけど、おやつを置きに帰る以外で自分から帰るところは見なかった。

    チビとも仲良くなりたくて、ハゲチビも出してかまってみたが、思いっきり怖がられてる。ケージの外にいるときは手からおやつ食べないし。おまけに飼い主がくしゃみをしたせいで、サークルとケージの隙間に潜り込んでしばらく固まっててかわいそうだった。よけい怖がられた気がするので、悪いやり方だった。

    白黒チビが相変わらず積極的に成体に絡んでいる。チビどもの間では、白黒チビがマウントを取られたところを見たことない。今のところ、チビどものマウントはたぶん白黒チビ>ハゲチビ>黒チビ。でも、白黒チビがペレットをかじってたら横からハゲチビに取られてた。ハゲチビは明らかにハゲが治ってきてて、ピンクだったところが完全に灰色の毛で覆われてる。このままだとハゲと呼べなくなる。

    夕飯に使う豆腐を一口お皿に取ってあげたら、前回に引き続き豆腐は人気がある。食べてるところも、なんかすごいかわいい。

    あと、手に慣れさせるにはペースト状の食べ物を手から舐めさせるとよいとイギリスのYouTuberが言ってたので、ヨーグルトでやってみたら、4匹とも集まって入れ食い状態。ハゲチビか黒チビのどっちかが、強めに指を噛んできてる気配がする。何回かやってたら噛まれなくなったけど、単に、集まってると取り合いになって強く噛むだけかも?

    なんか、べつに懐かれたいわけじゃないけど、嫌われるのは癪みたいな気持ちが湧いてきた。

    寝ようとしたら、また黒チビがケージ上部の別のところから脱走してた。もうだめだ。段ボールを追加で貼ったけど、明日、起きたら衣装ケースを買いに行く。

  • エアコン27度に設定するとデスクの温度計が25~26度になるので、それでつけっぱなしにしている。

    昨日からヨドバシの店舗受け取りにペット向け防水シートとイージーホーム用のスロープが溜まってるんだけど、22時までに帰れなくて受け取れてない。

    夜、帰ってきたら白黒チビと黒チビが上段のハンモックでうとうとしてた。すごいかわいい。ケージが臭くなってきたので掃除したいのだが、寝てるのを邪魔したくない。

    数分して見たら3匹ともハンモックに乗ってた。かわいい。

  • チビたちが明らかに大きくなってるので、ペレットの適正量がわからないことに気づいた。週末にやろうと思ってたが、早く帰れたら今日体重を測る。

    昼、動物病院に電話して、健康診断の予約を入れた。普段食べさせてるフードの名前とメーカー、あとケージを横と上から撮った写真が必要らしい。

    夜、帰宅はうっかり0:30だった。下段のハンモックが若干トイレにされてるのが気になったので、撤去してみた。

    しばらくするとまた黒チビが脱走して、ケージの裏側を走っていた。またサークルを引っ張ったら、ケージを駆け上がって帰っていった。

    それから、誰かがプキュ!と鳴いてるので、見ると、成体が白黒チビの毛づくろいをしていた。白黒チビは成体の足元でちょろちょろすることがあって、かまってもらいたがってるようにも見える。というか、他のチビにも自分から絡んでキューキュー鳴いてるので、そういうやつなんだと思う。

    ハゲの子のハゲが少しまともになった気がする。貰ってきたばかりの頃は明らかに毛が無くてピンク色だったのに、今は角度によってはピンクみのある灰色くらいにはなってきた。

    手に慣れてもらえないかとケージに手を入れてたら、成体がちょっと撫でさせてくれることがわかった。チビどもは、ハゲの子が比較的慣れてるというか人が近づいても逃げにくい。一番よく逃げるのは黒チビで、身が軽くてすばしこく、隠れ家にいる時間もたぶん一番長い。隠れ家の中で段ボールをよくガジガジしてるのもたぶんこいつ。

    誰におやつをあげようとしても成体が真っ先にすっ飛んでくるので、成体にまずあげて気を逸らさせたあと、チビたちにあげないといけない。寝る前にネズミたちにかまってパンプキンシードとかあげたせいか、消灯後、たぶん白黒チビ以外がみんなすごい動いててうるさかった。

  • うちは東向きなので、朝は部屋の中がとても明るい。これで飼い主が21時すぎに帰宅したらデスクライトをつけて深夜まで起きているので、今の時期だと、この部屋が一番暗いのは20~21時と2~4時あたりだということ? なんかバランスが悪いような。ラットは薄明薄暮性らしいが、この飼い主に付き合わされていると、バイオリズムがおかしくなるのではないか。

    ネズミの名前がいまだに決まってない。そういえば昔から作品にタイトルをつけるのも苦手だった。でも、里親って実際になってみると元の家が連想されて、まだ名前をつけようと思えるほど馴染んでない。元の名前を聞いておけばよかったかもしれないが、少なくともチビどもに関しては、状況を鑑みるにたぶん名無しだったと思う。頭の中では、成体、黒チビ、ハゲチビ、白黒チビ (Lo) と呼んでいるが、ハゲはあんまりだ。黒チビも『ちびくろさんぼ』感があるし、白黒チビのLoは論外。そもそも、ねぢゅみはねぢゅみであって、まだそれ以外の何でもない。

    帰宅後、ペレットとバナナチップスをあげた。今日はわりと食いつきが良く、手で持ってかざしてると近くの個体が寄ってきて、手を離さずに持ち続けてると、割り取ってカリカリかじっていた。昨日は食べてくれなかったハゲもちゃんと食べてくれた。ハゲの子も一回り大きくなって見えた。

    白黒チビと他のチビたちとの間に距離がある気がしていたが、3匹で固まって寝てるところを見て安心した。チビたちはまだ飼い主が近寄ると逃げるというか、少なくとも寄ってはこない。ちょっと近寄ったり袋をガサガサしたりすると一瞬で寄ってくる成体とはぜんぜん違う。

    昨日ケージに追加した、段ボール箱を三角の筒状に折ってテープで固定したやつが、床材ゾーンに落ちていい感じのトンネルになっていた。チビが中に入ってる。

    でも、ふとケージの奥で音がしたから見たら、黒チビが脱走してて息が止まりそうになった。相変わらず段ボールサークルでケージの周りを囲ったままにしてるからよかったけど、ケージの裏から出てこない。仕方ないのでサークルを引っ張って狭めたら、ダッシュでケージを駆け上がって、おそらく出てきたであろう上段の隙間から中に戻っていった。バーベキューの網が足りなくて塞げなかったところだ。一応、外からケージの天辺まで登ったとしても、チビが飛び移れそうなものは周りに無い (50cmくらい横にあるデスクが成体だと微妙かも) けど、自分が見てない時にやってたらと思うと肝が冷える。

  • 朝起きて、ネズミの様子を見たら、ケージの外に脱走はしていなかった。元気に動き回っていたので、パンプキンシードを手渡ししたら、成体だけでなくハゲの子も手から受け取ってくれた。他の子はまだだめ。

    帰るのが22時になって、飢えてないか心配になったが、脱走もせず生きていた。ケージの下段と上段に設置した給水ボトルは同じくらいずつ減っていて、バランス良さげ。ペレットと一緒に置いておいたきゅうりは、他に食べるものがあると選択肢に入らないのか、ほとんど減らずに萎びていたので回収。鼻先にバナナチップスをかざしたら、成体と白黒チビと黒チビが手から食べてくれた。成体はバリバリ食べるけど、他の個体はそんなでもなく、ちょこっとかじるだけで食いつきが悪い。ハゲチビはぜんぜんバナナチップス食べない。あとはハムスターフードと、夕飯に使う豆腐を小さじ1杯くらいあげた。豆腐は人気で、しばらくしたら食べきっていた。

    成体はやたらとケージの外に出たがって、おやつをあげるために扉を開くとめちゃくちゃ出てこようとする。腕を掻い潜って外壁を登り始めたので、捕まえて押し戻したら、気が立ってケージを齧ったりトイレと壁の隙間に頭を押し込んで暴れたりしていた。破壊衝動を感じたので、段ボールをいくつかと、ハムスターフードを入れた紙風船をあげた。でも、しばらくしたら布を巻いた足場の上で横になって寝ててかわいかった。しかし昨日からずっと、後ろ足で身体をしょっちゅう掻いている。しきりに身体を気にしてるみたいで、ノミとかシラミがいたら困る。もともと同じケージにいたチビ2匹には、今のところそういう様子は無さそうに見えるけど、やっぱり健康診断に連れて行くべきだ。

    白黒のチビは、なんか1日経っただけで大きくなったように感じる。昨日に比べたらいくらか活動的になったが、まだ他の個体ほど高いところが得意じゃないのか、ときどきケージをよじ登ってはいるけど上階の隠れ家にはあんまり興味を示さない。チビの中では黒チビが一番身軽で、成体を追いかけてぴょんぴょんしている。チビたちは、ケージの段差に四角いプラスチック箱を斜めに置いてできた下側の隙間によく入っている。

    設備面では、そういえばケージの外側にバーベキューの金網をつけた時に、ケージの外側から固定するタイプの回し車を外してしまっていた。成体が体力を持て余してそうだから置きたいけど、チビたちがもう一回り大きくなって網を外せるまでは置けなさそう。それと、ハンモックを2つ設置してあるのだが、そこで寝てる個体をまだ見かけない。天井のハンモックは時々誰か乗っているのを見るが、下側のハンモックはまれに誰かが一瞬足場にしているだけで、ぜんぜん使われてない気がする。あと、給水ボトルはチビの高さに合わせて取り付けてあるが、成体がちょっと飲みづらそう。にぎやかしに黄色いプラスチックのチェーンも吊るしていたが、特に登ったり引っ張ったりもしてなさそうなので撤去した。

    成体がチビの毛づくろいをしてやってると、たぶんチビがキュッキュッと鳴いてる。これがすごくかわいい。成体を貰ってきたのは完全に勢いだったけど、なんかよかったと思える。

    意外とトイレにちゃんとフンをしているっぽい。トイレは、GEXの三角ラビレットから金属すのこを取り外したトレイ部分だけをケージ左手前に置いてるが、他に何もしてないのに、わりとそこでまとめてトイレしてくれていて驚いた。トイレ砂は、付属していた試用のおがくずペレット (GEXのヒノキア) 。ただ、同じ系統だと思って買った替えのトイレ砂 (マルカンの3種の針葉樹トイレ砂) は、開封してみたらずいぶん針葉樹っぽい清涼感のある匂いがする。べつにヒノキも針葉樹だけど、じゃあ他に入ってるマツかヒバの匂い? ホームセンターの木材売り場のいい匂いがする。いや、ネズミには匂いつきの床材は避けるべきだと聞いたけど、これはどうなんだろう?

    あれ、そもそもラットには熱処理してない針葉樹がダメって話もあったような? ウサギには関係無いのか、袋には特にそのあたりについての注意書きは無い。とりあえず使ってみて、アレルギーっぽい様子が出たらやめよう。

  • ラットの里親になりに行くために飼い主の家に行ったら、3つのケージで20匹くらいのラットが世話されていた。成体は数匹で、残りは全て幼体だった。飼い主は、これから長く家を空けなければならないこととラットが増えすぎていることとで、ずいぶん困っているように見えた。

    自分はメスを3匹貰うつもりで訪れたが、母親を1匹持っていってほしいと言われた。寝耳に水だったが、飼い主はすごく困っているようだったし、用意しておいたケージ (三晃商会のイージーホーム80ハイ) は大きめなのでまあいいかと思って、母親1匹と子メス3匹を貰うことにした。もともと、あくまで同年代かつ同性の個体を3匹迎えるつもりだったのでそうした。

    母親といっても母親の立場のネズミは3匹いて、子供たちがそれぞれ誰の子供であるか、正確にいつ頃生まれたのかは不明だった。この母親のアグーチも元々は別の人から貰った個体だそうで、こちらも年齢ははっきりせず、1歳くらいとのことだった。

    子メスの内訳は、2匹は母親と同じ虫かごにいたやつで、残り1匹は別のケージにいたやつ。母親と同じ虫かごにいたうちの1匹は、アグーチの単色。もう1匹もアグーチの単色っぽいけど、飼い主曰くストレスで背中がハゲて薄毛になっている。残りの1匹は、たぶんハスキー? 白とグレーの色をしていて、他2匹より一回り小さく見える。

    しかしお迎えのために金網のキャリー (三晃商会のライトキャリー) を持って行ったら、ワイヤーピッチ2×4cmだと子ラットは頭が通ってしまい、普通に出てきてしまって飼い主と二人で慌てた。自分が子ラットの大きさを把握していなかったせいだ。このぶんだと家のケージからも出てくる仕方ないので、自分の手土産が入っていた紙袋を貰ってネズミを入れて、紙袋ごとライトキャリーに入れて運ぶことにした。紙袋の中には、家から持ってきたきゅうりの小皿と、飼い主から貰った昆虫ゼリーとネズミ4匹。気が動転して、匂いつきの床材を少し貰おうと思ってたのに忘れた。

    気温が30度くらいありそうな蒸し暑い夜の街を徒歩で帰ったが、最初はガタガタしていたキャリーのカバーの中が、途中で静かになった気がして不安だった。家についてカバーを外したら、親ネズミがしれっと紙袋から出てケージの中にいて、こっちの息が止まりそうだった。酸欠になると思って袋の口をしっかり閉じなかったせいだ。恐る恐る他の子供がいるか確認したら、紙袋の中にちゃんといた。きゅうりはかじられて少し減っていた。

    帰宅して早々、親ラットだけケージに移して、チビどもの紙袋に床材を二掴み投入して、それぞれペレット (日本ペットフードのハムスターフード) を数粒ずつ与えて、近所の100均が閉まる前にダッシュでバーベキュー用の大きい金網をあるだけ買ってきた。バーベキュー用の金網をケージの外側に固定して、下半分の3面は抜けられないように補強できたが、正面と上半分は金網が足りないのと給水ボトルなどのケージ外側に固定するモノが多くて補強できなかった。

    ただ様子を見てると、正面から抜けようとする子がなぜかいないことと、上半分は高いところから落ちるのを (まだ) 恐れているのか身を乗り出しても外に出ることはなかったこととで、3時間見ていたが抜けられはしなかった。でも、やっぱり衣装ケースを買ってくるべきだったなと後悔した。とりあえず手元の段ボール箱を全て解体してガムテープで繋げて、即席のペットサークルを作った。この高さなら、子供ならたぶん出られないはず。それをケージの周りに立てておいた。

    あらかじめ買っておいたバナナチップスを見せてみたが、ネズミたちは緊張しているのか無視された。ただ、昆虫ゼリーはすぐにキレイに無くなった。この昆虫ゼリーはラードみたいに真っ白で平たくて、ネスカフェのカフェオレポーションくらいの大きさのやつ。一般的な昆虫ゼリーの成分を調べたら、主に糖とタンパク質でできてるらしく、ネズミに普段から与えるにはやや嗜好性が強そうな印象。

    ※後日、ホームセンターのペットコーナーを見ていて、おそらくフジコンのワイドカップ消臭アミノゼリー50であることがわかった。

    筆者が事前にラット用に用意しておいたおやつは、バナナチップスとローストパンプキンシード。どっちも、無添加のものを探して自然食品屋で買ってきたやつだけど、今のところバナナチップスはウケが悪い。

    まだ落ち着いてなさそうに見えたので、体重測定は後日行うことにした。成体の体重が300g、チビの体重が60gと見積もって、体重の10%ぶん与えればよいらしいハムスターフードを48g測ってケージに置いた。半分はお皿に入れて、折り紙で作った紙箱と紙風船に3粒ずつ入れて、残りは床材の上に撒いた。すると成体がすぐにお皿の上のペレットを見つけて、隠れ家にすべて運んでいった。でもしばらく見ていると、白黒のチビがそれを持って自分がいる別の隠れ家に運んで行ったので、なんか笑った。

    この白黒のチビは、元の家では一緒に貰ってきた他の個体と別のケージにいたからか、他の個体よりマイペースな感じがする。身体が一回り小さくてあんまり活発でもなく、ケージに入れるときに低い位置のハンモックに置いたら、他の個体と違って降りられなくなっているっぽかった。でも食欲は旺盛で、小さい頭でペレットをガジガジしてるし、きゅうりもずるずる引っ張って齧っている。若干喧嘩っ早いというか、他のチビへのじゃれつき方が激しめ。ロリ感があるので、頭の中ではLo (ナボコフの…) と呼び始めている。

    残りのチビ2匹は姉妹感があるというか、わりと一緒に動いてるところを見かける。活発でけっこう動き回る。背中ハゲの方が頭が細くて、痩せて見える。こいつらは成体の後ろをついて回ることも多い。

    成体はというと、これが本当に上から下までよく動いて、ラットの機動力を見せつけられる。ケージ上段への動線なんて、飼い主が作らなくてもラットが勝手に見つけるんだなと思った。あと、飼い主がケージの周りにいるとめちゃくちゃ見てくる。バーベキューの網を取り付けるために周りでごそごそやっていた時も、リーチの範囲内に腕とか服とかが入ると、前足でバシバシ触ってきた。指を甘噛みされるとちょっと怖い。しかし齧歯目はなんでも齧って確かめる生き物らしいので、刺激しないように見守るしかない。

    • 丸い
    • 土っぽい色
    • 表面がざらざらしている
    • ラットの耳や尻尾のピンク色はジャガイモの芽の色に似ている
    • 暗いところにいることが多い
    • 重さが似ている
    • ゴロゴロしている
    • 食べられる

    真面目な話、英語圏のインターネットの一部にラットを Chaos Potato と呼ぶ文化もあるらしい。動画サイトのコメント欄でラットが Potato と呼ばれているのをぼんやり見かけているうち、そういう文化に行き当たった。

    そのことを知った数か月前の当時、GPT-o3にそれらの起源についてネットで検索させたところ、おそらくハエを Sky Raisins と呼んだり、ヘビを Danger Noodles と呼んだり、アライグマを Trash Panda (ゴミパンダ) と呼んだりするネットミームの流れを汲んでいるのではないか、という回答が生成された。

    ハエを Sky Raisins と呼ぶのは、ペットのイヌやネコが飛んでるハエを食べがちなことに由来するらしい。ただざっと検索した感じ、ヘビの Danger Noodles とアライグマをゴミパンダは、イヌやネコとは関係なく生まれたミームのように見える。というかヘビに関しては、同時に Nope Rope と呼ばれていることが多い。

    そもそもこれらは Proper Animal Names と呼ばれるミームの一種で、動物に面白い名前を付けるのが目的のようだ。つまりラットを Chaos Potato と呼ぶのも、おそらくイヌやネコがネズミを食べるか否かとは関係なく、単に「ラットはジャガイモっぽい」という認識から生まれたミームなのではないかと推測する。

    とはいえ一体どこが似ているんだ、丸いところ以外にあるのか、とアグーチのネズミを凝視しながら自分で考えた結果が上記のリストである。実際のところ見れば見るほどジャガイモで、かつて祖父が畑から掘ってきた土まみれのジャガイモの姿が、急に記憶の底から這い出てきた。