散歩
白黒チビはしばらく散歩させてると、野生を取り戻すというか妙に元気になる頃合いがあって、もちもちの身体で機敏に動き回るようになる。ドタドタ走り回るというより、ピョンピョン跳ね回る感じだ。他のネズミはそういうの無いのに、あれはなんなんだろう。
いまだに、散歩に出した黒チビを回収するのは一番大変で、以前から引き続きライトキャリーを使ったトラップで捕まえている。他に選択肢の少ない通り道に、扉を開けたライトキャリーを置いて、中に入ったところで扉を閉める方法だ。しかし毎日のようにやってるとさすがに学習されてきたのか、簡単には中に入ってくれないし、そもそも迂回されてしまうことも出てきた。
直近では、中にいつも掃除に使ってるトイレットペーパーのロールなど、ネズミの興味を惹くものを入れることで誘い込んでいる。カラになったペレットの袋を置いたこともあるが、軽いものだと引っ張り出されてしまうので、やはり手前にトイレットペーパーなど障害物を置いて、奥に誘導している。黒チビはできる限り全身を入れることを避けるらしく、入り口から身体を伸ばして取れる程度の距離にあるものは簡単に取ってしまう。
すると、いかにして中に入ってもらうかがポイントになるんだけど。見慣れたライトキャリーでも、それ自体を脅威とはまだ認識されていないようなので、状況によってはまだ中に入ってくれることがある。その状況というのは、実際のところ「飼い主が見てないとき」だ。ネズミってやっぱり人間の視線がわかるのか? これまでも黒チビとさんざん追いかけっこしてきたけど、ケージの裏側で粘られてる時なんかに、こちらの動きや視線に反応してると感じることは多い。目を逸らしただけだと効果が無いので、頭まで認識されてるような気がする。
今日、寒いので室内で帽子をかぶってたら、いつもより黒チビに視線を認識されづらかった気がする。帽子をかぶって視線を手で隠すと、ある程度近くにいてもキャリーに入ってくれた。完全に気のせいかもしれないのでなんとも言えないが、引き続き試してみてもいいかも。
出来事
ネズミが近くに来るとケツを触りまくってしまう。あんまり良くないと思うのだが、つい触ってしまう。
ところで、ラットの視覚について少し調べてたら、ラットと人間の知覚全般の違いに関する研究をまとめた2008年の論文があった。調べたかったのが上記の問題だから、視覚の項だけ先に読んだけど……
Light intensities of only 65 lux can cause retinal degeneration in albino rats, even on a 12 h light-dark cycle (Semple-Rowland & Dawson, 1987). Half the photoreceptors were permanently damaged after just 3 days at 133 lux in albinos, but pigmented rats were less susceptible, with equivalent damage occurring at 950 lux (Williams et al., 1985). Rod cells are particularly vulnerable to light destruction, but cones often survive even after all rods have been destroyed (Cicerone, 1976; La Vail, 1976). Long-term cyclical light intensities of about 500 lux within an animal room can also cause cataracts in albino rats (Rao, 1991). These problems are worst in rats housed closest to the light source, usually those highest in the rack (Rao, 1991; Perez & Perentes, 1994).
なんか、ラットって思ったより光に弱い? 好き嫌いじゃなくて物理的に。長期的になのかな、950ルクス (曇りの日の屋外が1000ルクス) の光を浴びてると光受容体の半数が永久損傷とか、不穏な内容に見える。うちにはアルビノのネズミいないけど、アルビノだともっと顕著に弱くて133ルクスで3日でそうなるらしい。
いや待てよ、こんなの引っ張り出さなくても、部屋の明るさの指標ってネズミの飼育ガイドラインでも探せば普通に出てきそうなような。時間が無いから、また今度調べる。
おやつ
ミルワームと、冷凍の茹でほうれん草を解凍したものをあげた。
給餌
成体と白黒チビが久々にケンカして一瞬ギスギスしてたので、変な取り合いにならないように、ケージの下段にペレットばら撒いて与えた。